お風呂がピカピカにきれいだったから久しぶりにお湯をためて入浴。アメニティがMOLTON BROWNで嬉しかったんだけど、母に「おじさんのにおいがする」と言われた。
朝食はあいかわらず北欧流のビュッフェなんだけど、今までの朝食で一番おいしい。コーヒーもパンも魚卵や野菜も。
10:33オスロ発ベルゲン行きの電車に乗った。この週末は3連休らしく混雑している。電車が進むにつれ標高が高くなって、雪景色。子供達が座席でスキーウェアに着替えている。

ノルウェーで一番標高の高い駅、フィンセ。1222m。電車を降りて写真を撮る時、乗り遅れそうでドキドキした。
15:51ミュールダール着。16:00発フロム行きの電車に乗り換え。

進行方向左側の席の方が景色が良い。

車窓からの景色。
16:45フロム着。手配してあった車で山間を2時間走ってBalestrandへ。


車からの景色。

フェリーに乗り換え。
Kvikne's Hotelにチェックイン。

山小屋風の古いホテル。夕食の後ラウンジでコーヒーを飲んでいたら、奥の部屋でおばあさん達がダンスパーティーをしていた。かわいい。


5時に起きて、デッキから日の出を見た。海から太陽が昇ってくると思ったけど、よく見るとスウェーデンの土地からだった。昨日の夜遅くまで飲んだくれていた人が多いのか、早朝からデッキに出ている人なんてほとんどいない。東欧風のおばさん2人組と、パイプを吸って一人でかっこつけているおじさんと、私だけ。
9時半、オスロ着。手配してあったタクシーでコンチキミュージアムヴァイキングミュージアムへ。

ヴァイキングの船。

ヴァイキイングミュージアムの近く。
オスロを少しドライブ。清潔で洗練されている。こざっぱりしたおしゃれな人が多い。
ホテルコンチネンタルにチェックイン。

ホテル内のTHEATER CAFEENで昼食。
国立美術館とノーベル平和センターを見学。
夜ごはんは、北欧料理に飽きてきたのでベトナム料理店「Xich Lo(シクロ)」。おいしくてほっとした。

コペンハーゲン4日目。ベスタブロ通りで中古家具を見てまわる。
アドミラルホテルにあるレストランSALTのテラス席、CAFE SALTへ。運河を挟んで王立オペラ劇場が見える。

ハンバーガー。薄味で、しっかり肉の味がしておいしい。デンマークに来てからずっと、肉や魚はみんな薄味、クリームスープは信じられないほど塩辛く、デザートは頭痛がするほど甘かった。
DFDSシーウェイズに乗船。コペンハーゲンからオスロへ、17時発翌朝9時半着の船旅。

パノラマビューのコモドアデラックス・クラス。

デッキでビール。ゲイのグループがきゃぴきゃぴ騒いでいて微笑ましい。瓶ビールの栓抜きを探していたらスプーンを使って魔法のように栓を抜いてくれた。
レストランもラウンジも、とてもカジュアル。母と姉はもっとゴージャスな感じを想像していたみたいで少しがっかりしている。私は船で一泊できるだけで嬉しくて仕方なかった。

コペンハーゲン3日目。電車に乗ってクロンボー城へ。

お城のそばで海を見てる人達。

たんぽぽ。


お城の中にある海事博物館。
地下牢にも行ったけど、寒くて恐くて5分で引き返した。

タクシーでルイジアナ美術館へ。海、広い芝の庭、屋外彫刻、大きな窓が沢山の展示室。今まで行った中で一番好きな美術館になった。


帰りの電車を途中で降りて、ベルビュー・ビーチへ。ビーチバレーを眺めたり、散歩に来ていた犬と遊んだり、のんびり過ごした。

ビーチのそばに咲いてた桜。
電車から見る家の窓は、ほとんどカーテンを引いていなくて中が丸見え。鉢植えを飾っている家も多いし、敢えて見せているのかもしれない。
夜ごはんは王立図書館内のソーレンKで。http://www.soerenk.dk/ ロブスターのビスクがおいしかった。かすかにキャラメルに似た香り。20時に予約して行ったら食事が終わる頃には他に誰もお客がいなくて居心地が悪かった。図書館内のレストランだから終わるのが早いのかも。

ホテルの20階にあるレストラン「アルベルトK」で朝食。シャンパン付きのビュッフェで一人6000円ぐらい……。
一日中母と姉の買物に付き合っていたと思うんだけどほとんど記憶が無い。

ロイヤル・コパンハーゲンに併設のカフェ「ザ・ロイヤル・カフェ」で昼食。写真はロイヤル・カフェからの出口。
Bistro Bohemeで夜ごはん。http://www.bistroboheme.dk/ ホテルの部屋にあった雑誌で見つけた。地元で流行っているお店らしく混雑していて活気がある。でも味は大味。ムール貝をお腹いっぱい食べた。母は懲りずにクリームスープを注文、またもや凄い塩辛さだった。

ホテルの部屋の中。

爽やかな目覚め、時差ボケなし。朝の便でコペンハーゲンへ。「世界一美しい空港」を楽しみにしていたんだけどほとんど見ないでタクシーでホテルに向かってしまった。

ラディソンSASロイヤルにチェックイン。アルネ・ヤコブセンのデザインで有名なホテル。子供の頃祖父母の家に行くと毎回ヤコブセンデザインのエッグチェアに座って1時間ぐらい飽きずにグルグル回っていた。そのエッグチェアはこのホテルのためにデザインされた物らしい。もう大人なのでグルグル回りはしなかったけど、ロビーを通るたびに座ったり撫でたりした。
デンマークのオープンサンド、スモーブローのお店Kobenhavner Cafeenで昼食。1798年から続くお店だと聞いた。薄暗い店内に古い写真が並んでいて良い雰囲気。私が食べたのは、にしんと赤玉葱とケッパーと生卵の黄身のスモーブローと、海老のスモーブロー。両方とも黒い胚芽パン。新鮮で甘酸っぱくて美味しい。姉のはローストチキンとベーコンと玉葱、白いパン。茶色いソースが白いパンに染み込んで、牛丼のタレがごはんに染み込んだみたいな美味しさだった。

工芸博物館へ。デンマークを中心として工芸デザインの歴史を展示している。家具、陶器、生活雑貨等。小さいながらも充実した良い博物館。でもガラガラに空いていた。写真は中庭。ここに面してカフェがあって、地元っぽい人達が気持ち良さそうにお茶している。
次に、姉が見たがるので人魚姫の彫刻を見に行った。観光客で混雑。おじさん達が次々と人魚姫によじ登って抱きついてキスしてる。

ニューハウンへ。運河沿いにレストランが並んでいる。そのうちの一軒でお茶。プロフィトロールが物凄く甘くてちょっと頭痛。

チボリ公園、これも姉のリクエスト。

中で一番古いレストランGroftenで夕食。ガスパチョとサーモンのグリル。母が食べたポテトスープがあり得ないしょっぱさ。クレームしたけど「そういうもんだ」と言われる。

ホテルの部屋の窓から見えるコペンハーゲン中央駅。

ロンドン成田往復格安チケットを利用して、母と姉と北欧へ旅行することになった。
朝の便に間に合わせるため4時に起きて、テレビをつけたら「朝まで生テレビ!」、ラジオをつけたらジャイルス・ピーターソンの番組、家を出たら駅のそばの焼き鳥屋さんからカラオケが聞こえて、あぁまだ夜だなあと思う。
母と姉は甲殻類やヒカリものの魚にアレルギーがあるので今回の旅行では気をつけようと話していたのに、成田空港で食べたネギトロ丼で母さっそく蕁麻疹。きっとタレに鯖出汁が使われていたせい。
JAL403便。飛行機ではいつも耳が痛くなるから眠るのをなるべく我慢して着陸の頃たくさんアクビが出るようにする。映画を5本も見た。「マーリー」と「ベッドタイム・ストーリー」と「マダガスカル2」と「スラムドッグ$ミリオネア」と「ベンジャミン・バトン」。到着30分前から熟睡していて着陸の時に口の中を噛んだ。耳は大丈夫だったけど口から血が出た。
寝不足でぼんやりしながらヒースロー空港近くのシェラトンにチェックイン。第5ターミナルに隣接したホテルSofitelの中のBRASSERIE ROUXで夕食。デザートのレモンパイがおいしかった。爆睡。